中国のボードゲーム『三国殺』ご紹介!(part 5)チーム戦特別ルール

対決!3vs3!チーム戦!

ボードゲーム三国殺
3対3 チーム戦特別ルール説明

三国殺の3対3チーム戦とは、三国殺の基本ルールを基づいた、チーム戦に応じて変体した特別ルールであります。
このルールで6人のプレイヤーは3人ずつ、2チームに分けます。各チームの中、1人が主将、2人が先鋒をプレイします。このルールでは、相手チームの主将を倒すことが勝利条件であります。


チーム戦を始まる前に:
まず、6人のプレイヤーは3人ずつ、2チームに分けて、主将先鋒を決めて下さい。
そして、この画像のように、すわって下さい。



その後、身分カード6枚を以下のように1枚ずつ取って下さい

青チーム主将:内奸
青チーム先鋒:反賊

赤チーム主将:主公
赤チーム先鋒:忠臣

そして、各自身分カードを公開状態で置いてください。

※チーム戦の時、身分カードは本来の役目ではなく、チーム別を表示するだけです。
※主公のカードを取ったプレイヤーは、主公技をもつ武将を選んでも、主公技を使うことはできないので、ご注意ください。


その後、各チームの主将は武将カード8枚ずつ、ランダムに取って下さい。
主将はこの8枚の武将カードを確認し、自チームの2人の先鋒に1枚ずつ配って、自分は1枚取って下さい。
※主将が武将カードを配る時、武将カードを裏側向きで渡して下さい。(他のプレイヤーには非公開)
※チーム戦の時、両チームの主将プレイヤーの体力値上限を+1します。

全6人のプレイヤーが武将をもらったとき、同時に公開して下さい。
各プレイヤーは4枚の初始手札を引きます。

両チームの主将はジャンケンで先攻後攻を決めても良い。(もちろん、他の方法で決めても構いません)

そして、対戦を開始します。

先攻チームは必ず主将から始まります、先攻チームの主将が行動する(ターンが始まる)
※各プレイヤーのターンの流れは基本ルールと同じ

先攻チームの主将のターンが終われば、バトンは後攻チームに渡す。後攻チームの主将は、自チームの行動順番を選択します。
●主将行動の場合は主将のターンから始まります、主将が行動終了したら、バトンは相手チームに渡す。
●先鋒行動の場合は主将が2人の順番を選択します(先鋒A→先鋒Bまたは先鋒B→先鋒A)、2人の行動が全部終了したら、バトンは相手チームに渡す。

これ以降の流れは、お互いのチームは自由に選択ができます。(「先攻チームは主将から始まる」の制限がなくなる)

身分カードが縦向き表示の場合は「未行動」状態で、横向き表示の場合は「行動済み」状態です。

各プレイヤーは自分のターンが終了した時、縦向きの身分カードを横向き向きにします。すでに行動済みのプレイヤーは行動できません。(前回「先鋒行動」を選択したチームは返しの番、また「先鋒行動」できない。)
全プレイヤーが「行動済み」状態になったら時、全員の身分カードを縦向きにリセットします。

例をあげましょう。
青チーム先攻
↓先攻チームは主将から
青チーム主将のターン
↓――青主将の身分カードを横向きに
赤チームの番
↓――赤チーム主将が「先鋒A行動」を選択
赤チーム先鋒Aのターン
↓――赤先鋒Aの身分カードを横向きに
赤チーム先鋒Bのターン
↓――赤先鋒Bの身分カードを横向きに
青チームの番
↓――青主将は行動済みなので行動できない、青主将が先鋒の順番を選択、「Bから」を選択
青チーム先鋒Bのターン
↓――青先鋒Bの身分カードを横向きに
青チーム先鋒Aのターン
↓――青先鋒Aの身分カードを横向きに
赤チームの番
↓――赤先鋒は行動済みなので行動できない、赤主将の行動
赤チーム主将のターン
↓――赤主将の身分カードを横向きに。
全てのプレイヤーは行動済みなので、全員の身分カードを縦向きに

青チームの番
↓――青主将が「主将行動」か「先鋒行動」を選択
青チーム主将または先鋒のターン

……

☆チーム戦におけるプレーイングカードの特別ルール
●このルールでは行動順番が固定していないため、「閃電」の使用が禁止されています。
始まる前に、「閃電」をプレーイングカードの中から抜いて下さい。
●「南蛮入侵」・「万箭斉発」・「五穀豊登」は使用者が効果処理の順番を決めます。(時計回り・逆時計回り)
●「桃園結義」の効果は使用者から始まり、逆時計回りの順番で処理されます。


☆プレイヤーの死亡
●先鋒が死亡した場合、先鋒を倒したのが仲間であるかどうか関係なく、そのプレイヤーは山札より3枚引くことができます。(主将も自チームの先鋒を倒し、3枚引くことが可能です)
●死亡したプレイヤーのターンはスキップされます、もし1チームの2人の先鋒プレイヤーが死亡した場合、その主将は「先鋒行動」を選択できない。もし主将はすでに行動済みでしたら、再度行動はできず、バトンはそのまま相手チームに渡します。
●主将が死亡した場合、その場でゲームオーバーとなり、主将が生存している一方のチームが勝利します。



Kakaの「中国のボードゲーム『三国殺』ご紹介!」シリーズ
part 1:基本ルール説明
part 2:プレーイングカード詳細説明
part 3:標準版武将説明
part 4:プレーイングカード拡張パック「神話再臨・軍争編」新カード説明  
part 5:3対3のチーム戦特別ルール説明 
part 6:1対1の一騎討ち特別ルール説明 
part 7:武将拡張パック第1弾「神話再臨・風」新武将説明  
part 8:隠しカード「神武将」説明  
part 9:武将拡張パック第2弾「神話再臨・火」新武将説明
part 10:武将拡張パック第3弾「神話再臨・林」新武将説明
part 11:特別武将拡張パック「一将成名」新武将説明
part 12:武将拡張パック第4弾「神話再臨・山」新武将説明
part 13:特別ゲームモード「虎牢関の戦い」ルール説明
part 14:特別武将拡張パック「一将成名2012」スキル修正&新武将説明